
昔から瀬戸内にはめったに台風が来ない、災害がない、ので有名である。
いつものことだが、四国で降雨量800ミリ、1000ミリなんてのは太平洋側だけの話であってうちでは大して降っちゃいない。
本県(香川県)は47都道府県中、�、�に降らないところで、「渇水の高松」、「高松砂漠」といわれる所以である。
その中でもおらんチは特に降らない、強風もめったに吹かないところだから、夏休み中、ほとんど毎日、バーベキューをやっている。白ひげワールドならではのことである。
ところで、現在、高知沖にいる台風6号もおらんチでは夕方からどこ行った? で、今はうるさいほどカジカが鳴いて台風一過の様相を呈している。
こんなことをいうと警報の出ている地域の人に叱られるかも知れないが、うちの場合はもうちょっと降ってほしいというのが本音である。
降らなくてもいいところに降って、降って欲しいところには降らない、これが自然なんだよなあ。
地震、津波、放射能の上に台風被害が及ばないことを祈るだけだ。
そんな今、億の豪邸に住んでいるクリスから、ちょっと呑んだ勢いの電話があった。
この週末の昆虫合宿に来る? と誘うと、「おっちゃんにいっぱい話があるから逢いに行く」といっ てくれた。彼はいつも「おっちゃん、おっちゃん」と可愛く呼んでくれる。二週間も逢わなかった らどちらからか必ずといっていいくらい連絡が入る。ほんと可愛いカナダ人だ。
■写真はジローの背中に乗っかっているカジカかえる。普通のかえるの手足には水かきがあるけど、カジカかえるにはありません。