
マウンテンドームの人気者「谷山のあんちゃん」が昨夜、お客さんしてくれた。
自慢の一人娘が一週間後に嫁いでしまう。独身最後のかたときの時間をヒゲG―ちゃんと、過ごすためにきてくれたのである。
この父娘とはオープン以来の付き合いになる。20年前に未熟児だったあの優子が一週間後には造園屋の若旦那の花嫁になる。40歳だったオレが60歳。マウンテンドーム関連の結婚式では記念すべき101組目だ。
その花嫁から「おっちゃん、披露宴でなにかやって」と頼まれ、その座に、あんちゃんと漫才をやることにした。ネタには事欠かないから、打ち合わせなしのぶっつけ本番でやる。当然、突っ込み役はオレで、あんちゃんがボケ役。絶対に笑わせる自信はある。しかし、最近の白ヒゲはことのほか涙もろい。特に結婚式はダメだ。しかもこの父娘の歴史を知り過ぎているだけにボロボロ涙になるに違いない。ということは泣かせるほうが簡単かも。
なにはともあれ優子には「おめでとう」。
あんちゃんには「おばあちゃんと2人で、よくぞここまで立派に育て上げたもんやぁ。ごくろうさん」。
オレにはこれ以外に贈る言葉はない。
―写真は20年前のあんちゃんと優子―