
りんちゃん誕生記念のあじさいが五年目に花を咲かせた。それも一輪というのか一つだけだ。
うちのあじさいは敷地内に何か所も植わっているが二年と続いて咲いたことがない。あじさいで村おこししているところは全国にいっぱいある。しかしうちでは一度咲くとその後、数年間は咲かない。ということは難しい花なのだろう。
とりあえずは一つだけでも咲いたのだから、めでたしめでたしだ。

ちょっと前のTVニュースで「涙活」というのを紹介していた。「婚活」とか「就活」ならぬ、老若男女で映画やドラマを観て「大いに泣いてストレスを解消しよう」ということだった。「男なら泣くな」といわれて育った時代はどこに行った?
かつておいらはあの人気TVドラマ「北の国から」の大フアンだった。今でもこのドラマの全シリーズを録画して持っている。ハマった理由は、主人公の名前も、育ってきた環境も、都会から自然の中に移り住んだのも、そのほか自身の生涯と極似していたからかも知れない。そのシリーズの中でも「巣立ち」編が大のお気に入りで、大晦日は紅白歌合戦ではなく、これを観て歳がいもなく号泣していた。「何で泣かないの? あんた日本人やないの?」と涙を押し売りするほど感情移入のひどい時代があった。玉ねぎを切っていても涙を流したことがないおいらも若いころは純な男だったのだろう。
そこであえて断っておくが、おいらの涙と、今、TVのワイドショーを騒がせている兵庫県議の呆れた号泣とは全く別ものである。
■写真は淡路島から毎年、贈ってもらっている玉ねぎ。

現在、敷地内を流れる清流に夢の架け橋架橋大作戦をやっている。
数年前の大ケガで、それまでやつていた自力補修ができず通行不能のままになっていた吊り橋を解体し、今度はしっかりした鉄製の橋を架けようとしているのである。ゴールデンブリッジとまではいかないけれど、念願のアイアンブリッジだ。
地元の建設会社の若専務が半ボランティアで力を貸してくれている。完成も間近だ。

たかが酒を呑むのに「あーだ、こーだ」と能書きをいう客がいる。
「イモや、イモやで。イモ焼酎やで!」と、くどいのに限って「キューリ入れてくれぇ」、「梅干し入れてくれぇ」と注文する。イモの匂いを消すためだそうだ。なら、イモでなくてもええやんか。
「ハイボールでもカクテルでもチューハイでも何でもOK!」と威勢のいい注文に、作って出すと、「こんなんやない。赤や緑の色のついたもっと甘いのぉ」と駄々をこねるギャルがいる。みんなできあいの缶ジュースみたいなヤツのことだ。
―てなことから、写真の「つべこべいわずに白ヒゲおやじのすすめる酒を呑め」のメニュー案内が生まれたのである。
その点、外人さんは呑み方がうまい。あれくれ、これくれがない。みんな「おっちゃんと同じものがいい」で、ビールはラッパ呑み、バーボンやウオッカも氷があればOKだ。酒はシンプルであればあるほどいい。

四月に試みたミツバチ駆除作戦は見事に失敗。巣に帰れない働き蜂たちが閉ざされた巣の周りで毎日ブンブン。しかもそれが玄関口ときたから、さあ、大変だ。
シーズンを前に何とかしなくては・・・しかし蜂の巣駆除業者に頼むと、とんでもない費用がかかる。ならいつものように自分でやるしかない、と腹をくくり、ここしかない、と狙いを定めてレストランの床板を剥がした。
そしたらなんと一発で大きなハチの巣の真上に大当たりしていたではないか。宝くじには当たったことがないけれど、蜂の巣探しは百発百中だ。
ご指南いただいたヤング僧侶に薦められ、生まれて初めて天然の蜂蜜を賞味してみた。美味この上ないとはこのこと。
今年はやけにミツバチが多く飛んでいる。本気で養蜂業をやってみようか。