
わがHPに「ひげカップル」というコーナーがある。
初めての人は、なにこれ? となるらしいが、宿泊客全員が描いているわけではないから、ご安心を。
ところでヒゲにもいろいろあって、男らしさや威厳を象徴するのもあれば、ファッションや、なんとなく・・・というのもある。げんかつぎ、心機一転のためというのもある。たかがヒゲ、されどヒゲである。
うちの場合はユーモアが目的だ。出身地も、言葉も、職業も、世代も異なる初対面の人たちが対等の立場になり、いつもと違った楽しい一夜を過ごすための手段であり、基本的には、自らすすんでリクエストしてくる相手に限って、それもヒゲだけというのが条件である。無理やりとか落書きはご法度だ。
オレは一つ覚えのような意味不明のピースポーズをとった写真が好キクない。このての写真は一度見れば、まず、お蔵になるのが関の山。何度も見返してもらえないのは、メモリアル性に欠けているからではないだろうか。今や、「早くヒゲ描こうよ」とお客さんの方から催促してくるくらいの名物行事となっている。だったら、これからも大いにリクエストに応えていくしかないだろう。
オレはこの山生活に入った39歳のときに突然、頭もヒゲも真っ白になってしまった。以来、白ヒゲおやじより似合っているヒゲ男はいないと周囲に乗せられてきた。だが、オレが惚れ惚れするヒゲ女はいっぱいいる。その証拠に、数え切れないほどの写真を残しているから見においで。