
昨日、渦中の与党幹事長・小沢一郎が不起訴となり、横綱・朝青龍が突然の引退宣言をした。どちらも無責任なメディア報道とそれに洗脳された世論によってつぶされ、またつぶされそうになっている。
プロスポーツ選手が「勝ってガッツポーズ」をとってなぜ悪い? プロの格闘家が「負けてチクショウ!と口走った」の、どこが悪い? 「酔っ払って一般人に暴行を」、これだって、実態はどうなのか? 有名人に寄って集る人種か、パパラッチのようにうるさいハエだったら朝青龍でなくとも追い払いたくなるはずだ。一方的なメディアの報道こそ、許せない暴力ではないのか? どんな人間にでも失敗はある。確かに強すぎて小面憎いところもあったのは事実。それはかつての名横綱・北の潮もそうだったはずだ。若貴兄弟の時代が終え、ガラガラの国技館に観客を呼び戻したのは朝青龍ではないか。
内館のおばちゃんよ、「横綱の品格」って一体、何やねん。化け物のような容姿をしたあなたに品格を問う資格がありますか? ってんだ。旧態依然の相撲協会よ、「伝統ある国技のしきたり」って一体、何やねん。しっかりせえー。国旗入りのまわしをつけた金髪マゲの関取りたちと国別対抗戦! なんてやっても不思議ではない時代だろう。いい加減で目を覚ませよ。サッカー選手やオリンピック選手の金髪やガッツポーズや金メダルをかじるのが許されるのに、角界ではダメというのはおかしいんやないかい。相撲取りも普通の人間。屁もすりゃあ、糞もする。喜怒哀楽を表に出してどこが悪い。
―で今度は小沢一郎だ。彼は近代まれにみる偉大な政治家である。日本国憲法を空でいえる秀でた政治家にのである。腐り切った現在の日本国政府を再生できる唯一の政治家だとおいらは確信している。そんな救世主を、秘書がやった帳簿の略式記載だけで、簡単に葬っていいのか。複雑な金の動きを整理して簡単に書くなんてことは、どこの業界、家庭にでもやっているはずた。秘書が帳簿を簡単に書いのを「うそ」というなら、世界中、うそつき人間ばかりになる。ましてや「天の声」? 当時、野党だった小沢一郎に天の声が出せるか? それを二年間も追い続けるなんて、検察の狙い撃ち以外のなにものでもない。自民党時代の賄賂事件とは全く異なる冤罪中の冤罪である。
も一つ、「世論が、世論が」というのなら、わかった人間に聞け! ワイドショーや噂話に乗せられる軽薄な層にだけ問うてどうする。
そんなつい最近、アメリカのシンクタンクが「今年、注目すべき世界の指導者トップ�」を発表した。�位は中国の温家宝、�位はアメリカのオバマ、そして�位に小沢一郎がランクインした。みる人はみている、わかる人はわかっているのだ。しかし肝心の日本国内がそうなっていないのがまことに嘆かわしいことである。
おいらは政治に興味を抱いて以来、彼にまつわる書籍は複数冊、読んできだ。そして昨年末から購入していた「小沢一郎、嫌われる伝説」をちびりちびりと読んでいる最中でもある。現在、この本は増版待ちらしいから、読み終えたら、高校で公民を教えているわが息子にぜひ読ませてやりたいと思っている。
出る杭は打たれる日本。「出る杭は育てろ」という国もある。「言い訳はするな」と育てられ、弁護士になる夢を捨て、元政治家だった父親のあとを継いでのし上がってきた男、一郎君しかり、遠いモンゴルの大草原から見知らぬ日本に単身やってきて、努力と才能の花を咲かせた男、朝青龍しかり、いくら信念の政治家、大横綱であろうとも、身にかかるあまりにも大き火の粉で火達磨にされてしまったのだ。
小沢一郎が民主党代表を辞したときに見せた涙も、朝青龍が引退宣言したときに見せた涙も、ともに悔し涙である。おいらにはその無念さがよ~くわかる。
誰がなんといおうと、おいらは彼ら二人を弁護する。日本メディアよ、日本国民よ、もっと賢くなれ! わが国にとって真に役立つ人材ならば、もっともっと大事にしようではないか。
こんなときこそ、白ヒゲのボヤキをきいてくれる呑み相手が欲しくてならない。
■写真は、でたらめ情報を食う怪獣。