四国・香川のペンションのブログ - マウンテンドーム

　よくあることだが、初対面で「歌ってぇ、ギター弾いてぇ」と無理難題をいうお客さんがいる。
　そんなときは「酒とタバコがなければ・・・」で逃げる。
　すると「ほんとはギターも歌もだめなんじゃなぁい?」と煽ってくる。
　こういう人に限って酒もたばこもこの世の悪の根源と毛嫌いする。
　むかつく闘争心を抑え、「おいらは風邪もひけばノコもひくし、ロープも引くぞ」と落としてみる。　ここで笑ってくれれば、めでたし、めでたしだが、「?・?」となると、どっちらけだ。
　こんなときは絶対にやらない。いや、やれないのだ。

　確かに昔取った杵柄(HP中にある障子の破れた穴を覗くとおいらのプロフィールが)には違いないが、あまりにも大昔過ぎて、仙人みたいになった今ではまともになんかやれっこない。
　ましてや今の人たちに叶うはずがない。ときとしてやることもあるが、そんときは酔っ払っているか、おいらを乗せるのが上手いお客さんのときである。

　ああ、恐怖のＧＷがやってくる。
　毎晩の「ねえ～、歌ってぇ～、ギター弾いてぇ～」に応えていたら本業が回らなくなってしまう。

■ノセるのが上手いお客さんなら写真のようにフィーバーするときもしばしば。

ストレス解消の優れもの探し

2011/04/17

　いよいよ　GW　が間近に迫ってきた。東日本大震災による国内観光自粛傾向の中にもかかわらず、予約はまあまあといったところか。昨年度は例の大ケガで半分しか働いていないから今年こそは頑張らないと。

　話は変わるが、県内、高松市の東隣の三木町にベルシティーというショッピングモールがある。その中のテナントの一つに「いとご」という、「ドンキホーテ」と「しまむら」と「100ショップ」をいっしょにしたようなおもろいいお店がある。本拠地は関西の「いとう呉服(?)」という衣料品店ときいた。品揃えと価格もさることながら、広い店内をフリーに泳がせてもらえる女性店員さんがおいらのお気に入りなのである。
　ミッキーやアンパンマンからはじまって、単価　30　のおもちゃから　190　のTバックパンティーまでも売っている。おいらが行くのは　1/月ペースくらいだが、きょうなんか、そのお店で　30～980　くらいまでの優れものを、なんと　25,000　も買ってきたから、女房も呆れ返っていた。一番高かったのはアンパンマンの絵入りのTシャツで 1.980 だった。

　いいじゃないか、仕事一筋の男が可愛い女房＆娘のために買い漁るささやかなストレス解消の一つなんだから。
　
■写真は、まるでおいらの足のような抱き枕。りんが喜んで抱っこしてくれると思ったのだが・・・ちと不気味すぎたようだ。

りんちゃんアラカルト○回め

2011/04/13

　りんは今、一歳と十か月め。
　そのりんのお気に入りの一つにアンパンマンがある。いやいやながら、いっしょにそのTV番組を観ていて、アンパンマン、ショクパンマン、チョコレートマン、バイキンマンにホラーマン、シメジマン、他なんでもありだが、よくやるよなあ、と呆れ返る。正直いっておいらはこのアンパンマンの絵柄が好きくない。しかし、アンパンマンにしろディズニーにしろ、このてのキャラクター商品にはとんでもない高値が付いている。それを欲しがるりんに「がまんしろ」というほうが無理。　

　昔はスーパーマン、ウルトラマン、フアイヤーマン(今はフアイヤーパースンというらしい)、ポストマン、ポリースマン、フィッシャーマンにサンドイッチマン、も一つおまけで・・・筋肉マン、も一つおまけでキッコーマン・・・こんなバカなこといってもりんに通用するはずもない。幸いにも今のところはあちこちからプレゼントされて助かってはいるものの泣く児には勝てないから大変だ。

　そんな中、100ショップでアンパンマンやディズニーよりも優れものを探してゴマかし続けているおいらも凄い。

■写真はそんな優れものの一つ「動物さんシリーズの帽子」。
どう考えてもこれが　100　代物とは思えない。

美空ひばり

2011/04/08

　昔、「学校の音楽の教科書にヴィートルズの曲が入っている」ときいて時代を痛感したことがあった。
　ところがつい最近、BSのNHK番組で、「今や、歴史の教科書に美空ひばりが載っている」というのを知り、へえーっ!　・・・社会科の教科書にねえ・・・今や、そんな時代なんやあ。昭和初期に生まれ、平成に変わるまでの70年間にわたって日本の歌謡界に君臨貢献した、というのが理由らしい。

　かつて、甲子園常連校だったあの高松商業高校のある卒業時の謝恩会において、「みんなを甲子園に連れて行けなかったお詫びに」と、美空ひばりの「♪川の流れに」を、全校生の手拍子に合わせてアカペラで謡ったという野球部のおもろいキャプテンがいた。
　そのキャプテンとは、なんとうちの息子だった。

蝶々の里

2011/04/03

　先週末から汗ばむ陽気が続いている。そんなテラスの一角に固まったようにとまっている見知らぬ緑色の蝶を見つけた。
　ここ柏原渓谷は古くから「蝶々の里」と呼ばれ、蝶の収集家たちに知られている。
　大人の手の平より大きなアゲハ蝶もいれば、枯れ葉チョウも、石垣チョウも、国蝶のオオムラサキもいる。そういうおいらに蝶の趣味はない。だが若かりし頃は「夜の蝶」と毎晩、戯れていたことはある。　　
　
　ところで山には「蝶」もいっぱいいれば「蛾」もいる。そこで蝶と蛾の違いを探ってみよう。
�蝶は昼間、蛾は夜でる。
�蝶は羽を二枚重ねで立ててとまり、蛾は羽を広げてとまる。
�蝶の幼虫はアオムシだが蛾の幼虫は毛虫である。
�ジュディーオングは蝶のように艶やかに舞って謡ったが、美川憲一などは不気味な蛾としか観えない。あーっ、気色悪ぅー。　

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