
四月を目前にして、桜が開花し始めたと思ったら、午後から雪が舞った。
マウンテンドームの23年の歴史の中では四月四日に積雪したことがあった。これが一番遅かったと記憶している。温暖な国として知られる四国ではあるが、それは瀬戸内側のことであって山間部には当てはまらないのである。
ところでつい先日の春分の日、岸和田のタケちゃんが吊り橋に穴をあけた日に、近所のおばちゃんがやってきて、
「老人会の会費1,000ちょうだい」と手を出した。
♪ 老人会? おばちゃん、オレ、まだそんな歳やないよ。
「このへんでは60歳過ぎたら入会してもらうことになっとんよ」
♪ ゲヘーッ! なんでやねん。そんなこと、誰が決めたんやぁ!
といい返したかった・・・けど、泣く子と年寄りには勝てないし・・・地元民との友好もあるし、で、しぶしぶ1,000出してしまった。あ〜あ、急に老け込んでしまったような気がする。
●写真は、クリス&デービットの間で、背伸びして張り合う現役バリバリの白ヒゲおやじ

うちの敷地内を流れる川には、祖谷のかずら橋(徳島)を彷彿させる全長16メートルもある、白ひげメイドの吊り橋が架かっている。そしてこの橋には【吊り橋を揺らしていて救急車で運ばれたバカがいます】という毛色の変わった警告カンバンが掲げてある。これは、やめろと言えばやりたがる無謀な連中に戒めのために作ったものだ。
先週末から二泊で来てくれていたあのタケちゃん(岸和田のブルース好きのおっさん)が、
『おやっさん、吊り橋、渡って、息子と川向うに行ってもええやろか?』
と聞いてきた。
「ながらくメンテやってないから・・・責任は持てんよ」
―ところが数分後、
『おやっさ〜ん、警告カンバンの通りになったわぁ!』
と絶叫しながら真っ赤な顔して帰ってきた。
なんと、何事にも冷静なタケちゃんが吊り橋の渡り板に足を突っ込み、命からがら引き返してきたのである。
タケちゃんは警告カンバン対象者のように、面白半分に吊り橋を揺らしたりするような軽薄な男ではない。面白半分に揺らしたのはタケちゃんJrだったらしい。そこに身の丈183センチ、100キロ超の目方が災いし、片足が腐った板に大穴を・・・。そういう運命にあったのだろう。
ちなみに、タケちゃんは片足を穴に取れてもビールジョッキだけはしっかりとつかんでいたというからすごい。しかもほんのかすり傷ですんだ。さすがギター弾きながら岸和田のダンジリを引くだけのことはある。また語り草が増えた。しかし、これでまた予定外の吊り橋修理が増えた。

あれは40年以上も前のこと。ベンチャーズ、若大将、ヴィートルズ、もちろん、カラオケなんかない時代。おいらが浪人時代を送った東京の下宿に、板で手作りしたエレキギターで毎晩、テケテケテケとやる早稲田大理工学部のK先輩がいた。マジで凄かった。
それが今やアマチュアが高額なギターを持ち、エアーギターとやらの世界大会があり、東北地方では、スコップと栓抜きで津軽三味線の真似をするスコップ三味線とやらが流行る時代になった。
ところがどっこい。うちは20年以上も前から、酒ビン抱えてフィーバーというのが名物になっている。しょせん、音楽はノリだ。楽譜なんか読めなくても、楽器なんか弾けなくとも、ノリさえよければなんとでもなる。
今年は平成22年。うちは22周年。「2222・SPライブ」に、「マウンテンドーム・酒ビンギター選手権」でもやってみたら受けるかも。
■写真は、ヒゲ描いて酒ビン抱えて大フィーバーする屈指の勇敢ギャル・ゆかちゃん。

きょうは久しぶりの晴れ。しかし一昨日から降り続いていたベタ雪が今も残っていて底冷えがする。
岡山の新婚さん「まさし&あい」から、先週末の予約をもらったときのこと、
「このところ、あいちゃんがよく車、当てるんよ」
「なら気つけて来いよ」
「大丈夫、宝くじの外れ券積んで行くから」
「何じゃい、それ?」
「おっちゃん、知らんのん? 外れ券は、当たらんお守りや」。
結構、陳腐なフレーズらしいが、思わず「座布団三枚!」。
おかげで宿泊当日は二人に当てられっぱなしだった。
外れ券ならうちにも山ほどあるから、おいらも積んどこう、っと。
■写真はベタベタのまさし&あい夫婦

昨日はりんの初節句だった。よって親バカアラカルトをやってみよう。
♪ りんをおんぶして近所のスーパーに行ったら、「うわーっ! どしたぁ〜ん、このこぉ! めっちゃ可愛いいー!」と奇声をあげて見知らぬおばちゃんが近寄ってきた。そして、「どうして? どうして? こんな可愛いん? おじいちゃん」ときた。どう答えたらいいんや。
♪ 宝塚のベビーザラスで、りんと同い年くらいの孫を抱いたおばちゃんが、
「このこ、めっちゃ可愛いわぁ。ちょっとぉー! こんな大きな眼したこ、見たことないわー」。
そういうあんたの孫は糸みたいな眼してるねえ、とはいえなかった。
♪ 大阪のコストコでは、「えーっ、何でー? このこメチャ可愛い過ぎるぅ。みんな可愛いっていうでしょう?」
ええ、まあ・・・。
「このこ、何ヶ月ぅ―?」。
お宅はぁ?
「10ヶ月ぅ。私に似てないでしょう?」
ママに似ておデブさんやねぇ、とはいえなかった。
♪ 大阪のGSで給油していたら、
「お孫さん、ハーフですかぁ?」
「えっ? ええ、まあ・・・」
「もしかしてTVドラマとかCMに?」
「えっ? ええ、まあ・・・」
としか答えようがなかった。
♪ りんくらいのベビーを抱いたあるママさんは、
「ほんとにつけまつ毛もビューラーしてないんですか?」
「・・・・」。
♪ そして昨日、行きつけのスーパーのおばちゃんスタッフの一人が、「まあ〜っ! こけしさんみたい」ときた。
きょうは、3月3日・・・なら、おひな様とちゃうんか・・・。
とかく女のこは、大きくなるにつれてパパに似てくるものたが・・・それだけはカンベンして欲しいものである。