
岡山の玉島というところに、白ヒゲ本にも登場した「トモ」と呼ぶ、オシメ時代から数えて18年くらいの付き合いになるイケメンのタフガイがいる。
幼稚園時代には、いじめに合った兄ちゃんの仇討ちに行ったこともあれば、好きな女の子の甘〜い香りに我慢できず、思わず彼女のホっぺに噛みついたというメルヘンエピソードはあまりにも有名。
小学生時代には、台風一過の翌朝に、うちの近くの山中で行方不明になり大騒ぎになったこともある。倒木や崖崩れの林道で発見されたときは、うちの看板犬ゴローが連れ添っていたからことなきを得た。
中学時代には、また台風一過の翌日、海パン一枚で増水した川に入り、単独でターザンごっこをやっていた。
高校時代には、岡山の自宅から、チャリンコと電車を乗り継いで、瀬戸大橋経由の片道3時間かけて助っ人にきてくれていた。
そして高校卒業と同時に新車をキャッシュで購入した。なんと高校3年間のアチコチのバイトで160万円も溜め込んでいたというからすごい。今の時代、こんな見上げた若者がいるか!
そんなトモも、今では社会人二年生。最近は連絡も途切れがち。ガールフレンドでもできたのだろうか・・・と思っていたら突然、ゴールデンウイークに助っ人に来てくれた。ほんまに可愛いやっちゃ。

道路族議員を初めとする与党さんよ。今や、なにもかも値上がりしてるんや。ガソリンくらい安くしとけや。ゴールデンウイークを目前にして、三分の二の強行採決で再値上げするぅ? やれるもんならやってみー。国民が黙っとると思ったら大間違いやぞぉ!
社保庁さんよ、山に住むオレの年金を、なんで縁もゆかりも口座もない漁協に振り込むんや! 取り上げるときは有無をいわさぬくせに、還付するときは数ヵ月後。これが黙っておられるか!
数日間だけの洞爺湖サミットのために20億円もの施設を建てた後にすぐ壊すとは、なにごとぞ。温暖化と無駄遣い以外のなにものでもないやんか!
一度、民主党に政権を明け渡してみたらどうや? ダメでも、もともとやんけ。地元、近所のよしみだけで自民党に投票するお年寄りも今回は、よう考えないかんで。
デモもない。石も投げない情けない国、日本。
昔、その石を投げてた熱き奴らは今や団塊世代か。
オレ独りがボヤいたところで、どってことないけど。
―写真は、燃え上がるガソリン再値上げ阻止隊―

なんとか草刈りもやった。山と積んだ草も焼いた。吊橋の修理もした。タケノコ堀りもやった。連休用の仕入れも完了。ジローも洗ってやった。
連休までに一日だけでも休みたかったけど、宿泊客も続いているし・・・。その疲れからか夕飯が食えない。やっぱりビールに続いて、焼酎ロック、バーボンロック。
そんなこんなのほろ酔い気分でギターを鳴らしていたら、
「♪ ロンロンリーロンシュビラロン ♪」
突然、女房がスキャットし始めた。
しかしオレがやってたのは、1960年代に大ヒットした「ワシントンスクウエアー」というオールディーズナンバーで、日本では「ワシントン広場の夜は更けて」という別の曲名がついていたやつだ。ペーソスに満ち溢れたバンジョーの音色が当時の日本人の心に響きわたった名曲だ。団塊世代で知らない人はいないだろう。
ところで女房が口ずさんだ「ロンロン・・・」は、あまりにも有名なサントリー・オールドのCMソングであり、バンジョーとギターの違いこそあれ、「ワシントン・・・」とは、あまりにも極似し過ぎているために、「もしかして盗作?」と疑いたくもなるほど。
この偉大なる「ロンロン・・・」を作曲したのは、あの小林亜星。そして当時、上智大学の教授だったサイラスモズレーという人が、五臓六腑に染み渡る渋い重低音でスキャットしている。確か「人間みな兄弟」という本来の曲名があるにもかかわらず、ウイスキーのCMソングにつかわれたためか、それらを知っている人は少ないようだ。1960年代から40年以上にわたって、老若男女に親しまれ続けているCMソングの最高傑作である。
★ 「オールディーズ」=「oldies」について女房に教えを請うと、「昔のヒットソング」という意味だそうだ。
ついでに、オレのような団塊世代のことを、「Golden oldies」と、呼んでもいいらしい。

昨日、タケノコを掘っていて、突然、頭蓋骨が砕けるほどの衝撃を受け、一瞬、目がくらみ、前のめりに倒れかかった。ところが目の前には竹を斜めに切った竹槍の刃先が待ち構えていたではないか!
―が、間一髪のところでとっさに両手を突いたからよかったものの、一歩間違っていたら顔面に竹槍がぐさりだった。
―で、頭に落ちてきたのは、切り倒したはずの直系が15センチくらいもある孟宗竹。重くて硬いのは当たり前。九死に一生とはこのこと。
きょう、吊橋の修理をしていて、3メーター下の川中にモンキーを落とした。それを拾いに行って岩場でつまづき、流れの中に前のめりしてジャッポーン。全身ずぶ濡れ。マジで足腰の衰えを痛感しないではいられい。今になって左足首と右手首に鈍痛が走っている。棺おけに片足、なんてもんやないなぁ。

なんだかんだと6月コンサートの準備をしているうちに、2Fホールが知らない間にミュージックスタジオと化してしまった。
とりあえず使えるギターが5本、キーボードが1台、ギターアンプが3台、それになんとか使えるボーカルセットと一揃えある。好きな人は喜んでくれるだろう。
それとは逆に山積みの仕事を抱え過ぎて、思いどおりの練習ができない自分自身に自信喪失気味だ。若い頃は岩より固い自信の塊だったのに。ギターを弾こうにもコード進行が覚えられない。しっかりとコードが押さえられない。歌おうにも歌詞が思い出せない。若かりし頃は出ていた音域に青筋が立つ。一音くらいキーを下げようか。「昔とったきねづか」というが、それも40年近く前のことだから、今や、「やったことがある」のレベルだ。
シンちゃん曰く「今回だけは、絶対に酒でごまかしたらあかんで」、
「素面でマジで二枚目の線でいくんやで」、
「みんな、おやっさんのライブをみに来るんやで」、
「おやっさんがメインなんやで」、
「ギターはオレたちに任せてボーカル一本でもえんやで」
と。わかっちゃいるけど・・・。
本番が楽しみでもあり、恐怖にもなりつつある白ヒゲおやじのきょうこのごろでした。