
二か月ほど前、わが家のりんちゃんが三年間育ててきた白うさぎのうさやんが、捨てられて野良猫化したシャム猫に頭をかじられて死んだ。落ち込むりんを慰める言葉がなかった。
うさやんはS動物園から譲り受け、りんが手塩にかけて育ててきた生き物唯一の親友だった。うさやんの死後、毎日うさぎのぬいぐるみを肌身離さぬりんをみていて胸を痛めていた。
そんな先日、近くのペットショップでミニうさぎを見つけて連れ帰った。下校してすぐそのミニうさきを見た途端、りんの表情が一変した。毛色から「くるみ」と名付けて母娘の如く面倒を見始めた。
生き物のには命がある。どんなに世話して育てていても突然、死んでしまったら、もっとてもっと面倒見てやっていたら…と誰もが悔む。今回の愛うさぎの死で、小2のりんは、また何かを学んだようだ。

先日、うちに子犬六匹を捨てていった輩がいる。
生後一〜二カ月の可愛い盛りの子犬たちだ。
多忙を極める週末の出来事だったので昔使っていた大型犬の小屋に二晩ほど入れておいた。
水や餌に群がる彼らをみていると情が移って旨が痛くなる。
そんな中、運よく一匹はサバゲー客の一人がもらってくれた。
あとの五匹は仕方なく心を鬼にして役場に引き取ってもらった。
暖かくなってくると子犬や子猫を捨てに来る許せない輩が出てくる。
捨てるなら最初から飼うなよ。
飼うなら最後まで面倒見ろよ。
捨てられるペットも可哀そうだが、捨てられるわが方はたまったもんじゃない。

いま、うちの敷地内にはクローバーがところ狭しと陣取っている。
そんなゴールデンウイーク中に、看板娘のりんちゃん(七歳)が、、なんと七つ葉のクローバーを摘んできたのに驚いた。中には五つ葉も六つ葉のクローバーもある。
どうやって見つけるのか、ときくと、「四つ葉、五つ葉、六つ葉、七つ葉なんかすぐわかる」そうだ。
そのうち八つ葉も見つけてくるかも。
さすがの白ヒゲおやじも七十年近く生きてきて初めて見た、知った。驚きももの木、山椒の木である。
今朝、ラッシュ時に隣町の坂出税務署に向かった。坂出市に入ったところで大した渋滞もしていないところで前を走っていた車が2台止まって動かなくなった。「何やってるんだぁ!」と苛立っていたら、その前の車から降りてきた男女が対向車線に止まっているタクシーに駆け寄って行った。
それを見ていた助手席の女房が「大変!」と叫んだ。よく見てみるとタクシーの後部座席から独りの女性が窓をたたきながら「助けてー!」と叫んでいるではないか。そして運転手はというと、泡を吹いて気絶状態に陥っている。これは大変だ! −で、すぐさま、車から降りて、と思ったが前も後ろも対向車線も車が数珠なりになっている。心を鬼にして先に駆けつけた人に任せてその場を後にするしかなかった。
ニュースでは何度か観たことがあったが、まさか自身の目の前で・・・。今でも、必死の形相で救助を求めていた女性と、ハンドルに顔を押し付け意識を失っている運転手の姿が忘れられないでいる。
災難はいつ、どこで、誰に訪れるかわからない。気を付けるに越したことはない。

この度、しばらく休止していたアーチェリー(滑車で弦を引くコンパウンドボウ)& クロスボウ(ボウガン)の貸し出しを再開することにした。
やればどちらもマジで面白い。しかしサバゲーのBB弾なんかとは違って、鋭い矢が飛ぶだけ危険度が高い。やりたいからといって簡単に貸し出せる代物ではないのだ。
以前、貸し出ししていた四輪バギーのときも、「750ccに乗っているから心配無用!」と豪語しておきながら、「怖いから」という理由で250ccのバギーを山中に置き去りにしてきた不届きなライダーがいた。ものごとには向き不向きがあってダメな人はダメなのである。
とかく危ないことは面白い。危ないことほどやりたがる。リクエストがあるから装備を整える。整えたら貸し出すしかないだろう。辛いところだ。
ちなみに?白ヒゲおやじのいうことをきかない人。?誰が見ても普通レベルの運動神経に欠ける人、などは貸し出し不可となりますので悪しからず。