
一昔前、地元テーマパークの○○○ワールドが閉鎖する一年前、その中の動物園より銀行を介して、「無償でキリンとシマウマをもらってくれないか?」との申し入れがあった。あれこれ考えた末に、本気で譲り受けようと決心したら、「ついでに飼育係も二人、雇ってくれ」といわれ、即座に断った。ロハほど高いものはないということだ。
昨年のクリスマスに、「全長6メーター、重量3トンもあるコンテナのカラオケボックス」を無償でくれるという美味しい話があり、あちこちのプロのトラック運転手を巻き込んで運搬大作戦を練り、念のために関西まで現物と運搬の可否を確認に行き、さあ、準備万端、大作戦スタート! と思った矢先に・・・相手の都合でお流れとなった。やっぱりロハは高くつくのだ。
そのあとすぐ、大阪のお得意さんから「お客さんの暇つぶしに」と、スロットマシーンが無償で贈られてきた。これは正真正銘のロハだった。
ところでおいらはパチンコもスロットもド素人だ。さあ、25周年にどう使うかが思案のしどころである。名案があれば教えてちょうだい。

年明け早々から約一カ月もの間、ブログがストップしていた。そしたら「もしかして体調を崩しているのではないか・・・」と、各方面からおいらの安否を気遣った☎やメールをもらい、体調不良ではなく、書く暇がないほど大変なトラブル続きで・・・との弁明に追われていた。
ーで、その大変なトラブルとは、
?元旦早々、朝食の用意をし始めた途端、「国道沿いの看板(畳一枚くらいの大きさ)が落下しかかっている。早急に対処しろ」と警察署から☎入り、豊橋から来てくれていたドルケンちゃんをたたき起こして修理に走った。
?三が日を終えた途端、大雪でアクセス道が凍結し、送迎でてんてこ舞い。
?その大雪でテニスコートの電柱が折れて倒れる。
?女房んチへの里帰りを兼ねて三泊四日の関西巡り。
?その残雪と凍結が半月ほど続き、その間、ゴエモン風呂の配管が破裂し、修理する度に次から次へと連鎖破壊。
?ゴエモンの補修が終わったと思ったら、今度はモモンガの湯だ。これもゴエモン同様、修理する度に次から次へと連鎖破壊。部品調達その他でゴエモンとモモンガの復旧に一週間かかった。
?その修理中に、今度は本館2F・♀トイレの給水パイプが破裂して1Fの♀トイレの天井から滝のような雨漏り。この修理復旧に一週間かかった。
?そんな中、大阪のお得意さんから無償で、本物のスロットマシーンが贈られてきた。この搬入とセットで2日かかった。
?これで落ち着けるか、と安堵しかかった途端、今度はラブホタルの湯だ。これも部品調達その他で一週間。
それが今夜、つい今しがた、なんとか復旧にこぎつけられ、やっとの思いでPCの前に座ったというわけである。
そんなこんなで年明け早々からてんやわんわ。氷点下の中での水作業のせいで両手の指先はアカギレで深く切り刻まれている。その痛々しい指先で今、キーを叩いている。
■氷点下の二桁にもなると真鍮製のバルブでさえも写真のように凍結破裂するのである。

この年末年始は弱り目に祟り目。
クリスマスのジロー他界に続き、クリスマス中、胃痛に見舞われ酒もタバコも遠のけた。
そして大晦日には白ひげワンマンショーで大いに盛り上げたと思ったら、元旦の早朝早々、警察から「国道沿いの大型看板が落下寸前につき、直ちに補修しろ」との連絡を受け駆けつける。
その夕方、今度は給水ポンプの部品が凍結破損。しかし元旦では部品調達ができず、極寒の中、二日間かけて応急処置。
それがなんとか凌げたと思ったら今度は風呂用ポンプが凍結し、これまた極寒の中、三日間続けて四苦八苦。
それがなんとか凌げたと思ったら、大型冷蔵庫の屋根にしていたテントが15センチもの積雪で突然崩落。それを二日間かけて応急処理したと思ったら、今度は道路が凍結し、アクセス道をチェックするために行ったり来たり。
挙句の果てに昨夜のお客さんから「おやっさん、よぼと疲れているみたいやねえ。目にくまが出てるよ」と指摘され、ドキッ!。
そういやあ、元旦から風呂も入ってなければ睡眠時間も一、二時間の連続だった。こんなトラブル続きの年末年始も25年目にして初めてである。
そんなわけで今夜こそ元旦から入れてないお風呂に浸かってとりあえず寝ます。
そしてまた明日、おいらは新たな修理に、女将は遅まきながらの年賀状を山ほど書く予定です。
だまだ年賀状が届いていないあなた・・・しばしのお待ちを。
■写真は1月4日の15センチの積雪

きょう、りんと二人でドライブ中、ママが泣きながら「ジローが・・・」との☎連絡が入った。
即座に駆け戻ってみると、入口のドラゴンの壁画(新年用に先日掲げたばかり)の下で愛しのジローが息絶えていた。
ほんの数時間前までいつも通り元気だったのに。
黒ずくめの身体はまだまだ暖かかった。
ジローも歴代の愛犬たちと同様に、やっぱり主人がみていないときに息をひきとったようだ。
歴代の名犬たちが眠る墓近くにショベルカーで大きな穴を掘り、寝床で愛用していたマットにくるみ、顔にたおるを乗せ埋葬し、線香を焚いて家族三人で「みんなを癒してくれてありがとう。ご苦労さん、お疲れさん、ゆっくり眠れよ」と合掌した。
当然、二歳半のりんには理解できていないようだった。
わが家のカンバン犬は、歴代が名犬中の名犬、真の癒し犬中の癒し犬だっただけに残念でならない。
そろそろかな、との覚悟はしていたけれど・・・。
折も折、歳も押し迫ったきょう、本年最大事となった。
生前、特別に可愛がっていただいた皆さま、ありがとうございました。お越しの節は線香をご用意しております。
■四代目マウンテンドーム・ジロー号♂、亨年七歳半。安らかに眠れ。

あるとき、雪が舞う近くの山中で車が動かなくなり、救助を求めてきたカップルがいた。
すぐさま駆けつけ、凄いブッシュの中から車をレスキューしたがそのポンコツ車のエンジンがいうことをきかない。あまりの寒さに二人を連れ帰る。
ところがJAFが来るまで散々呑み食いした挙句に、「手持ちがないので明日、必ず支払いに来ますから」と自宅電話まで書き残して帰りながら数カ月もナシのつぶて。人の情けを踏みにじりやがって! で電話すると居留守をつかい、10年以上も知らんぷりを通している輩がいる。
つい先日も車が脱輪して3キロもある山道を徒歩でSOSを求めてきたカップルがいた。
いつものごとく現場に急行したが簡単な牽引だけでは引き揚げられない状況下にあったから、レッカー付きのJAFにバトンタッチして帰ってきた。
その後、お客さんと一杯呑っていたら、この二人が現れた。
なんとお礼をいいに来てくれたのである。
大した力になれなかったにもかかわらず、彼らの誠意が嬉しくて、「さあ、遠慮なくやれや」で、ともにおでんの鍋をつついた。
その夜遅く、なんと彼らからクリスマスイブのネット予約が入っていた。
今までに何度も人助けらしきことをして報われたことなどなかっただけに久しぶりに気分のいい夜となった。
イブは大いにもてなしてあげようと思う。
■写真はかつてのレスキュー車