
このところ順調に二足歩行を続けている。ステッキなしの恐怖感はぬぐえないが徐々に復活しているのは間違いない。
山に入って24年目。今回で確か肋骨が三回目で、足は五回目の骨折だ。決して自慢できることではないが、整形外科の先生から「まいど!」と挨拶されるくらいだから想像がつくだろう。しかし今回のように膝に重傷を負ったのは初めてである。これで右足にチタンのプレートとボルトが9本、左足に同じくチタンプレートと7本のボルトが入った。まるでサイボーグみたいで、空港でひっかかりそう。
そんなこんなの一昨日と先一昨日の土日に、佐々木道場(武道を志す中学生の精神鍛錬の場)の残るトイレ工事を再開した。サポートはあの日テレのお正月番組で人間ピラミッドをしかけたレスリングと柔道の猛者二人。
ところが今回の助っ人たちは、ハシゴに登れないおいらの代わりに10段も積んだログの上(2メーター超の高所)に立ち、地面に向かって長もののドリルで穴を開けるという危険な作業につき、ベンチプレス130キロを誇る筋肉マンたちもビクビクもの。しかしコツさえ伝授すれば難しいドリルであっても、ちゃんと垂直に穴を開けていたのはさすが体育界系だ。最近、流行りの身体能力というやつだろう。おかげで完成時期が見えてきた。
今までおいらは「ログハウス建設は孤独な作業との戦いだ」といってはばからなかったが今回は違った。こんなに賑やかで面白い作業をやったのも久々のこと。次回が楽しみで仕方がない。
■写真は高所で作業する柔君。足腰の安定はさすがだ。