
今朝から雪が降り続いている。明日は積雪10センチコースか。
昔は雪が降ると、待ってました、とばかりに四駆の客がわんさか集まった。それが今や、雪と聞くと誰一人としてやってこない。やわな時代になったものだ。
そんな年末年始、大雪になり松葉杖を突きながらクライスラーに乗り、宿泊客の雪道先導に奔走した。
そのとき、思わず「ランクルと違ってラングラーは信頼性がいまいちやなあ」と助手席のミクにこぼしたものだ。
というのも30年にわたって白ヒゲおやじと苦楽(ランクル物語・白ヒゲ本掲載)を共にしてきたあのランクル40をとうとう嫁に出していたからだ。
「チエーンソーを振り回し、あんな大きなログハウスを建て、馬みたいな大きな犬を飼い、そして真っ赤なランドクルーザーを乗り回す白ヒゲおやじはかっこ良すぎる」とまで奉られた相棒であるが、今回の左足の大ケガで将来的にもクラッチが踏めなくなったため、一大決心の末に嫁に出したのである。
アメ車風に大改造していたこのランクルで高速のSAに入ると、バスやトラック運転手たちが「これ、アメ車? ランクル?」と集まってきていたものだ。
ちなみに嫁ぎ先はいわずと知れたあの淡路の植木屋さんだ。
その植木屋の若旦那はランクル用に革ジャンを買い込んだほど。だから惚れて惚れて惚れられて嫁いだといっても過言ではない。
嬉しいことに、現在も「福岡造園」ではなく「マウンテンドーム」と両サイドに大きく描いた世界に一台しかないアメ車風、武骨で真っ赤なランクル41V が淡路で走っている。
淡路道で見かけたら、ぜひ、クラクションを三回鳴らしてやってください。南米風の日焼けした二枚目がニヒルな笑顔で応えてくれるでしょう。