
うちは宿泊の記念写真を撮り、後日、宿泊客の自宅宛てにお送りするのが基本である(―が、繁忙時には撮影できない場合もある)。
可愛らしいツーショットもあれば、ヒゲを描いたのや、酔っ払って大フィーバーしたもの、写真化するに困るもの、種々様々がレストランの壁や柱に貼られている。
中でも珍しいのは、8月に訪れてくれた大阪の角さんファミリーだ。なんと猛暑の炎天下の芝生の上で、男女混合で運動会の目玉、組み立て体操の三段構えの人間ピラミッドを組んだのである。記念写真にも数々あれど、こんなことをやったのは23年間で初めてである。聞くところにると「どこに行っても同じポーズでやるのが基本」らしい。今月の連休にも再予約をもらっているが、次はどんなポーズで撮るのだろうか。前回はおいらが骨折中だったためカメラマン役を務めたが、次回は先頭に立ってやるぞぉー !
おいらは一つ覚えのようなピースポーズが好きくない。ハチャメチャでもいいから、後になってプッと吹き出すような面白いオリジナル版がいい。なんでかというと、忘れようにも別れられないから、おいらの記憶に名前と顔が刻まれるからだ。
マウンテンドームでの記念写真は、「白ヒゲおやじと過ごした証」なのである。