
宿泊業には宿帳というものがつきものだから、いろんな名前に出遭うおもろい職業のひとつである。
□ 7月産まれの「ジュライ」からとった「樹羅」と書いて「ジュラ」という女児がいた。しかし歳をとったら「ジュラばあさん」・・・うーん。
□ 某カメラマンの娘、「真心」と書いて「ココロ」ちゃん。すんなり読めるひとがいるのだろうか。
■ 長島茂雄フアンの親父がジャイアンツからとった「ジャイコ」という中学教諭もいる。器量がいいからいいようなものの、これもそのうち「ジャイコばあさん」か。
■ 中日フアンのパパと、阪神フアンのママがつけた双子の名前は「竜」と「虎」。夫婦喧嘩のときは大変やろなぁ。
☆ 双子の姉妹に「セリカ」と「カリナ」と名付けたトヨタ勤務のパパもいる。見上げた愛社精神とかで表彰されたとか。
☆ オレがキューピット役をつとめた床屋の娘は、おやじのアメ車「カマロ」からとってつけた「マロカ」。これもそのうち「マロカばあちゃん」か。
☆ うちの町内にいる双子は「大也」と「門人」。二人合わせて「ダイヤモンド」。冗談とチャウよ。新聞に載ったんやから。
★ 知り合いの手袋製造会社々長の三人兄弟は、「太郎」・「二郎」・「三郎」。うちの看板犬は「ゴロー」・「ジロー」。
★ 知り合いのうどん屋さんの三人息子は、「タイガ」・「レオ」・「ヒョウマ」。どんな漢字だったかも忘れてしまった。
◇ オレが仲人した美男カップルのダンナは、長男で「ハジメ」君。「一」と書くが、夫婦連名の時は「ハイフォン」に間違われてよくないそうだ。今は離婚してしまった。
◆ 淡路の植木屋さんチの若旦那は「リョウジ」、長男は「リョウマ」、次男は「ジュンマ」。
◆ 高松の植木屋さんチは、「エミ」・「ミサ」・「サオリ」・「リカ」の4人姉妹。「リカ」のところで「リボン」と止めとけば5人目は男の子だったろうに。・・・しかしどこの植木屋さんも尻取りが好きらしい。
◎ 極めつきは、産院に駆けつけたら、「立派な女の子ですよ」と聞かされ、男の子のことしか頭になかったパパがショックを受け、「そんなことありかー!」と叫んだ。そこからついた日本一のええ名前「ありか」ちゃんはオレの娘だ。
その娘が初孫につけた古風な「幸之介」はオレのお気に入りだ。しかし二人目につけた「るう」ちゃんは確かに可愛いけれど、これもそのうち「るうばあちゃん」か。絶対、娘に叱られるう。ごめん!
それはそれとして、オレは長男なのに「純次」。「なんで次なん?」と親父に問うたことがある。「届け出た時に間違えた」・・・単なるミスだったらしい。
―写真は「るう」と「幸之介」―