
うちの母上様が逝ったのがゴールデンウイーク。はやいものでもう5ヶ月になる。
「墓になんか入れたら承知しないよ。私の灰はおまえんとこの川に流してくれ」が遺言だった。
自分の思い通りに生きてきた人間だから望むようにしてやりたかったけれど、かといって川に流すなんてことはさすがのオレにもできっこない。
一昨日、82歳の誕生日を迎えたおやじは未だにお袋を仏壇に入れたまま毎日、手を合わせている。いじらしいというべきか、いい加減にしろ、というべきか。いや、これが「男の慕情」というやつだろう。やっぱり男女の間は惚れたほうの負けなんやなぁ。
今日は秋分の日、お彼岸かぁ・・・。久しぶりに母上様とちょっと話してみるかな。
―写真は若かりし頃の母上様と同じように、敷地内でド派手に咲き誇る彼岸花群―