
なんとか草刈りもやった。山と積んだ草も焼いた。吊橋の修理もした。タケノコ堀りもやった。連休用の仕入れも完了。ジローも洗ってやった。
連休までに一日だけでも休みたかったけど、宿泊客も続いているし・・・。その疲れからか夕飯が食えない。やっぱりビールに続いて、焼酎ロック、バーボンロック。
そんなこんなのほろ酔い気分でギターを鳴らしていたら、
「♪ ロンロンリーロンシュビラロン ♪」
突然、女房がスキャットし始めた。
しかしオレがやってたのは、1960年代に大ヒットした「ワシントンスクウエアー」というオールディーズナンバーで、日本では「ワシントン広場の夜は更けて」という別の曲名がついていたやつだ。ペーソスに満ち溢れたバンジョーの音色が当時の日本人の心に響きわたった名曲だ。団塊世代で知らない人はいないだろう。
ところで女房が口ずさんだ「ロンロン・・・」は、あまりにも有名なサントリー・オールドのCMソングであり、バンジョーとギターの違いこそあれ、「ワシントン・・・」とは、あまりにも極似し過ぎているために、「もしかして盗作?」と疑いたくもなるほど。
この偉大なる「ロンロン・・・」を作曲したのは、あの小林亜星。そして当時、上智大学の教授だったサイラスモズレーという人が、五臓六腑に染み渡る渋い重低音でスキャットしている。確か「人間みな兄弟」という本来の曲名があるにもかかわらず、ウイスキーのCMソングにつかわれたためか、それらを知っている人は少ないようだ。1960年代から40年以上にわたって、老若男女に親しまれ続けているCMソングの最高傑作である。
★ 「オールディーズ」=「oldies」について女房に教えを請うと、「昔のヒットソング」という意味だそうだ。
ついでに、オレのような団塊世代のことを、「Golden oldies」と、呼んでもいいらしい。