
うちのようなペンション業を長〜くやっていると、訪れるお客さんからいろいろなお土産やプレゼントをもらうことが多い。単にお土産・プレゼントといっても饅頭、せんべい、クッキー、お酒からはじまって、ウッソー! と驚くのもある。
中には、淡路島から軽トラックで玉ねぎが、岡山から大量のレンコンが、大阪から採れたての新米30キロ、というのもあれば、イタリアングレーハウンドという日本では珍しい犬をプレゼントしたいと連れてきた客もいる。
記念すべき20年目となる今年は大変なプレゼントのオンパレードで、うちのロゴ入りでアメリカブランドのTシャツ数百枚、という金のかかったのもあれば「Oh! Beautiful Mountain Domu」というテーマソングCDまであった。
しかし今日、枚方のロイヤルカスタマー夫妻から「ちゃんとした結婚式をしてやっていないわが愛妻のために」、なんとウエディングドレス一式をもらったのにはたまげた。涙、涙の女房とは反対に、オレは「ありがとう」の言葉より「えっ?! なに?! それどしたん?!」が先に出たらしい。よくは覚えていない。しっかし・・・この夫婦はいつもやることが半端やない!
今までにもブルドーザーやクレーン車やショベルカー、中でも高価なのは時価、数百万円もするログハウス用の丸太までもらったことがある。その都度「オレは人に恵まれる、ほんまに得な性分なんや」とあたりかまわず自慢してきたが、今回のウエディングドレスはまったく違うんやなぁ。意味合いが・・・。男ロマンだけを生きがいに見栄を張って突き進んできた無骨なオレだが、こんな全身がフニャッ、となりそうな素直なショックを受けたことはない。うまく表せないが、ロマンチック・ファンタジーとでもいいたい。ほんとにありがとう、だ。うちの専属ミュージシャン・シン&タケちゃんに頼んで「涙のウエディングドレス」なんてタイトルの曲を作ってもらおうっと。