
私が国内最大級と騒がれたログペンションの建築を開始したのは38才のとき、その途中のわずか二か月間で私のヒゲと髪は白くなってしまった。以来、古稀を過ぎた現在まで「白ヒゲおやじ」で通してきた。
その間、訪れるお客さんの老いも若きもがワインのコルク栓を焼いた炭で「ヒゲ」を画くのが流行りになっていった。
そもそもは、出身地も職業も言葉も異なるお客さんたちが、年齢も上下関係も取り払い、
人生相談や、ログハウス建設とか、自然の中の生活とか、どうして若くして白ヒゲおやじになったのか、
などなどを話題にして和気藹々と盛り上がる非日常を体験しようとする目的からヒゲ仲間が増えていったのである。
そのヒゲ画きも今では懐かしい思い出の一つである。
試しにあなたも画いてみてはどうですか。
◆写真は今では立派な成人になった白ヒゲ好みの昔の悪ガキたち。